第33回就労支援B型について紹介するコラム〜オーソモレキュラー栄養療法について〜
2022.03.27
今回の記事では「オーソモレキュラー栄養療法」と呼ばれる療法について 解説します。 日本ではまだあまり馴染みがありませんが、海外では研究が進められている発達障害を持つ人への新たな支援方法です。 これを機に「そういうのもある」くらいにぜひ知ってくださいね。
1.発達障害を持つ人は脳から出る物質の不安定さが関与していると考えられている。
皆さんは「アドレナリン」や「ドーパミン」といった言葉を聞いたことがありますか?
人間は上記のような物質が脳から身体に伝達されています。
しかし、発達障害を持つ人はこれらの物質が脳から身体に正しく伝わっていないのではないか。或いは分泌量が不足しているのではないか。とヨーロッパや欧米諸国で
研究され始めたことがきっかけです。
2.正しく栄養を摂取することで発達障害の特性を軽減することができる可能性が見出されている。
日本ではまだ事例が少ないため、可能性という言葉にとどめておきますが、
海外では有力な療法として確立されつつあるようです。
日本でも発達障害を持つ人向けに血液検査を細かく行い、不足している栄養素をサプリや食事で補う指導をしてくれる病院も数は少ないですが存在します。
3.まとめ
まだ日本での普及には時間がかかりそうなこの療法ですが、
まずは普段の食事について、バランスよく栄養を取れているか、振り返っ
て見るだけでも体調の改善や向上につながるので、ぜひ考えてみてください。
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#栄養療法