第19回就労支援B型について紹介するコラム〜生活保護について④〜

2021.12.12


今回の記事ではこれまでに解説/紹介してきた生活保護について、事例形式でまとめをしていきます。

1.生活保護を申請したが窓口で断られ、NPO団体を活用したAさん。

Aさんは就労支援B型を利用しながら生活を送っていましたが、コロナの影響で事業所が請け負っていた仕事が激減してしまい、結果としてAさんのお仕事も少なくなり、お給料も今までの半分程になってしまいました。

生活がかなり苦しくなってしまったAさんは自分が住んでいる街の役所に出向き、生活保護申請の相談をしましたが役所の職員からは「身体が元気なら別の事業所を探してください」

「他にも苦しんでいる人は沢山います」等、心無い言葉を投げかけられてしまい、結局申請の相談もろくにできず、途方にくれる結果となりました。

元々Aさんには頼れる身内がおらず、常にギリギリのところで生活を送ってきていました。

Aさんはどうしたものかと思いながら、担当の相談員に現在の状況と今回の件について相談をしました。

すると相談員を通して、生活保護申請の支援を行うNPO団体を繋いでもらうことができました。

NPO職員はAさんと面談を行い、生活保護の受給要件に当てはまっていることを確認すると、申請に必要な書類の準備をAさんとともに行い、役所の申請にも付き添いました。

結果として申請は通り、Aさんは生活保護を通して生活を立て直すことができるようになりました。

2.なぜ生活保護の申請は窓口で追い返されてしまうケースがあるのか。

一般的には不正受給をサせないように。などと謳われていますが、大きな課題の1つとして生活保護の実施主体がが自治体であることで挙げられます。

これでは自治体の財源的な体力面といった意味合いで、受給にばらつきがでてきてしまうのも無理はありません。

もう1つの要因として、窓口にいる職員の生活保護に対する理解が足りない、あるいは表面的な理解しかできていない。といった事も考えられます。

3.生活保護についてのまとめ

①生活保護は決して恥ずかしいことではない。

②各自治体の定める最低生活費を確認をし、基準に届いていないのであれば、まずは相談員や信頼できる人に相談を。

③生活保護申請をサポートしてくれるNPO団体等もある。

この3つだけは覚えておいてくださいね。

#就労支援B型#生活保護

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